2005年06月04日
トーノZEROアニメ感想トランスフォーマー ギャラクシーフォース total 4080 count

最も凶悪なフレイムコンボイすらかなわない13歳の美少女、ローリ?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のギャラクシーフォースの感想。

サブタイトル §

第22話「ローリ,魔獣の星へ」

あらすじ §

 フレイムコンボイとギャラクシーコンボイの決闘の時は迫ります。

 ローリは、地球代表ということで、強引にアニマトロスに行くことに決まります。

 スタースクリーム達の妨害により、ギャラクシーコンボイは遅刻します。

 ローリは、フレイムコンボイに対して、戦うべきではないという説得を試みます。

 フレイムコンボイはどちらの考えが正しいか勝負で決めようと言います。

 決戦は左肩でリンクアップするという意外な技を見せたライガーコンボイの勝利となります。

 フレイムコンボイとギャラクシーコンボイは握手を交わし、プラネットフォースはギャラクシーコンボイの物となります。

感想 §

 今回は、まさにローリのための話ですね。

 確かにフレイムコンボイとギャラクシーコンボイの決闘がメインテーマであり、見せ場は左腕にリンクアップするライガーコンボイではありますが……。

 それでも、最後の勝者はローリ、というムードで終わるところが面白いですね。

 エンディングも、「今回のハイライト」はローリづくし。

 ついでに、地球代表も連れて行け、という論理でアニマトロスに行こうとするローリにため息をつく副指令の表情が最高! 表情がほとんど無いトランスフォーマーでありながら、この心理描写は素晴らしい!

 それにしても、巨大なトランスフォーマー達に囲まれた小さなローリというビジュアルは鮮烈ですね。いかに、人間とはちっぽけな存在であるか。それにも関わらず、人間の言葉は、いかに他人に影響を与えうるか。

今回の一言 §

 あれ、スタースクリーム、こんなに色気のある変形をしたっけ?

今回の名台詞 §

ローリ「喧嘩が強いだけなら、ガキ大将と一緒じゃない」

 この一言は痛烈ですね。

 弱く、全く戦いにならないローリであればこそ言える台詞ですね。それなりの強さがあれば、とりあえず戦うことができてしまうわけですが、ローリには不可能な選択です。フレイムコンボイと100%正反対の存在であるローリであればこそ、アニマトロスに来るべき必然性があったと言えますね。

 子供に、本当にそこにいるべき必然性を与えるドラマ作りはとても良いと思います。